次は どんな感じの作品を編もうか…。
そう考えていたところ、
「こんなものはいかがかな?」という声が聞こえてきそうな感じで ふと目にした、ごみ箱に捨てられていた、とある和菓子に添えられていた篭…。
「これだ!」
僕は すぐさまそれを拾って、その上ふちに 細めの糸と4号のかぎ編み針で 細編みを、ぐるりと植え付ける。
その侭ひたすら 螺旋状に段数を積み上げ、底面へゆくにつれて、徐々に編み目を減らしてゆく。
そうして---、
あと一歩でゴミとなってしまうところだった お菓子の篭は、ギリギリのところで 命ある作品となり、ひとつの雑貨として護られる。
よかった…。 本当に、よかった…。
†・和馬・†
†・手芸作品・†
††・今日も、こうして手芸をさせて頂き、ありがとうございます。 そして、今日もこうして、エキサイトの一室を使わせて頂き、ありがとうございます。・††