†・任天堂【ゼルダの伝説】より、緑衣の剣士【リンク】・†

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『眠れませんか? マスター・リンク。』

月明かり微笑む、山中に在る村の宿屋。

海辺の平原から山村へと移動し、次なるフォースが眠る祠へと足を進めた、剣背負う緑衣の青年・リンクは、宿屋のロビーにて、自らの道具袋を開けて傍に置き 小物作りの作業に耽る。

リンクが扱っているのは、やや細めのかぎ編み針と、木綿で作られたやや細めの編み糸。かぎ編み針は、彼が最初から持っているもの。編み糸は、平原の町を訪れた際に購入したもの。

小物作りに勤しむリンクに声をかけたのは、彼の背負う剣に宿る精霊。

幼少の頃、彼の記憶が始まった頃から何故か手元にあり、彼の成長と共に大きさを変え、いかなる時も彼の手が届く場所に在り、幾度となく彼の命を様々な危機から救ってくれた、不思議な温かみとリンクへの愛を感じさせる長剣。--その剣に、永きにわたり宿っている精霊らしい。

「…ああ、ちょっと寝付けなくてね。」

精霊の問いに、リンクはおぼろげな意図で、眠れないから眠くなるまで何かをしている…と、そういった感じの応えを返す。

事実、そうかもしれない。彼は最近、町から平原へ、村から山へ。ただ歩くばかりでその間敵と遭遇していない。戦っていないのだ。

ゆえに、体力が有り余っている。かといって剣の練習をするには外は真っ暗だ。

『--まあ、明日の旅に支障が出ない程にしてください。明日はこれまでよりも木々に閉ざされた密林の旅となります。』

「そうだね。--じゃあ、あと10分後に部屋へ戻るよ。--明日向かう森も、食べれる木の実とか果物とか見つかるといいね。」

『マスター・リンクにとって有害な果実であれば警告します。マスターソードは、この世の全てを司る女神と共に在る剣。』

「ふふ、よろしく頼んだよ。」

古の退魔剣を背負いし緑衣の青年・リンクと、剣に宿りし精霊との冒険の旅は、時をまたいで輪廻する。


†・和馬・†
†・お絵かき・†

†・今日もこうして、エキサイトの一室を使わせて頂き、ありがとうございます。・†
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by crescentsword | 2013-06-26 16:57 | シャーペン画
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